ファクタリングは多種多様!
ファクタリングと一言で表現しても、種類はたくさんあります。一例ではありますが、以下のように売却する債権や金額によって種類を使い分ける必要があります。
・国際ファクタリング ・家賃収入ファクタリング
・給料ファクタリング ・補償ファクタリング など
買い取る債権の種類によって、手続きの方法が異なりますので専門的な知識や経験が必要となってきます。また、高額な買い取りにはそれなりの資金力がある業者でないと対応しきれないなどの問題も発生します。
ファクタリング業者だからといって、すべての種類のファクタリングに対応しているわけではないのです。
ファクタリングを使って資金調達をするという場合、まずは「自分がどのファクタリングを利用すれば良いのか」というのを明確にする必要があります。どのファクタリング会社を利用するかを考えるのはその後です。
まずは、自分の利用するファクタリングの見極め方・選び方について考えていきましょう。
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自分の希望をまとめてみよう
自分の会社にあったファクタリングを明確化させるには、希望をリストアップすることが近道です。以下の質問について、自社に当てはめて答えを考えてみましょう。
ファクタリングをする理由は?
この答えには、2パターン考えられます。
1つめは「資金を調達するため」
2つ目は「債権に対する保証がほしいため」
答えが1の場合は、買取ファクタリング
2の場合は、保証ファクタリングを選択することになります。
売却したい債権の種類は?
債権の種類によって、利用するファクタリングの種類が変わってきます。
一般的な国内企業同士の売掛金であれば問題ありませんが、国際的な取引や医療報酬債権・家賃など特殊な債権の場合は、それらの債権に対応しているファクタリング業者を選ぶ必要がでてきます。
希望調達額は?
比較的少額の債権を売却したい場合や高額な債権を売却したい場合などは、こちらもそれぞれの金額に対応している業者を探す必要がでてくるでしょう。
この金額からが少額・高額といった明確な基準はありませんが、
目安としては「100万円以下は少額」「1,000万円以上は高額」と呼ばれる傾向にあります。
少額の取引には小口専門のファクタリング会社が適しており、反対に高額な取引には大口専門のファクタリング会社の利用が推奨されます。
取引先に知られても大丈夫?
ファクタリングの種類によっては、2社間ファクタリング・3社間ファクタリングという異なる契約方法があります。
3社間ファクタリング…自社と売掛先・ファクタリング会社の3社で契約を交わす
2社間ファクタリングでは、売掛先にファクタリング契約について知られることはありませんが、3社間ファクタリングでは一緒に契約を交わしていく必要があるので確実に知られてしまいます。
取引先にファクタリング契約について知られたくないのか、知られても問題ないのかを車内で検討する必要があるでしょう。
希望から考える最適なファクタリング
ファクタリング契約についての自社の希望をリストアップすることで、自社に最適なファクタリングの種類が見えてくるでしょう。
- 自分の希望や債権に合わせた、ファクタリングの種類を考える
- 種類によっては、契約タイプ(2社間・3社間)がある
- 希望の買取金額によっては、専門業者を探す必要がある
自分の会社にあったファクタリングの種類がわかれば、おのずと企業の選択肢も絞られてきます。
ファクタリング会社は年々増加傾向にあり、ただ単に「ファクタリング業者 おすすめ」などでインターネット検索をしてもヒットする数が多すぎて選びきれません。
自分の会社がどのファクタリングを希望しているのかが明確になれば、「ファクタリング業者 おすすめ」と検索していたところが、「買取ファクタリング 2社間 少額 おすすめ」と検索方法も変わってきますね。
プロに相談してみるのもおすすめ
ここまでファクタリングの選び方について解説してきましたが、
「どうしても絞りこめない」
「本当にこのファクタリングでいいのかわからない」
と不安が残ると感じる方もいらっしゃるでしょう。そのような時は、プロに相談してみるのもおすすめです。
ファクタリング業者は、すべての種類のファクタリングに対応しているわけではないと冒頭で触れました。しかし、1つの業者が1つの種類のファクタリングだけを取り扱っているとは限りません。1つの業者が複数種のファクタリングに対応していることはよくあります。
自分の会社に適したファクタリング選びに迷った時は、複数のファクタリングを取り扱っている業者に問い合わせをして相談してみるという方法もあります。多くのファクタリング業者は問い合わせや相談を無料で行っています。
プロの指示を仰いで最適なファクタリングを選んでもらうというのも一つの手段です。